さっそく天罰か?(続・久々の「経営革新」)
以前、久々の「経営革新」という記事を書きましたが、今日はその続きです。
この「経営革新」案件は、結局越年してしまったんですが、
今日、ようやく決着しました。
結論は否決。
電話で1時間近くお客さんに責められ続けました。
おみくじ効果、てきめん。
「何で出来ないのよ、別枠でしょ?」
「知り合いの会社はウチより業績悪いのに、1億以上借りてるんですよ。
なんでウチは借りられないの?」
「中○公庫は融資してくれるのに、なんでオタクはだめなの?」
などなど、色々と質問(というか詰問)され、
最後は、
「国の施策がおかしい」
「こんな中途半端な政策じゃ、日本でベンチャー企業なんて育たないよ」
というお話も出てきました。
・・・確かに、中途半場なんですよ。経営革新支援制度って。
苦労して認定とっても、融資を受けられるかどうか分からないんですから。
思い切って「認定取ったら無条件で融資を受けられる」ってことにしてしまえば、
政策の効果も高まると思うんですが。。。
現在の経営革新支援制度は、
「認定を取るための審査」と「融資を受けるための金融上の審査」は別々、
というスタンスなんです。
経営革新が必要な会社って、大体が業績が悪い会社なので、
金融上の審査に通るか否かというと、なかな厳しいものがあります。
だから「認定をとったものの、全然資金調達ができない」という
悲惨な会社が出てきてしまうんですよ。
認定を取るための審査に、金融機関の人間も参加できるような枠組みって
作れないんでしょうかねぇ・・・。