2次試験と実務補習

実務補習2社目も、そろそろ山場に差し掛かっております。


診断報告書を書いてて感じるのが、


2次試験と比べて、


改善提案にあたっては制約条件が多い


ということです。



例えば、診断先企業の社長がワンマン社長の場合


2次試験であれば、


「社長のワンマン経営により、従業員のモチベーションが低下しているので


従業員への権限委譲を進める。」


などとと書けました。



でも、実務補習では、社長に向かって、



「あなたはワンマンだから部下に権限委譲をした方がいいですよ」


とはとても言えないです。



この場合、


①それでも社長に直言する。


②表現を工夫して遠まわしにアドバイスする。


③問題点と分かっていてもあえて触れない。


といった選択を迫られます。



①を選択するには、


社長とコンサルタントの間に絶大な信頼関係が存在する


必要があると思います。



なので、どうしても僕の班は②、③を選択することが多くなっています。


でも、②・③のような選択をすることが、


良い診断なのかのかどうかは判断の分かれるとこだと思いますけど。。。