創業支援融資の難しさ
先日、社内の創業支援専門部署に所属している先輩と飲みに行きました。
そこで、創業支援の審査についての話を聞きました。
結論は、
その事業が成功するかどうかなんて、結局は実際やってみなきゃ分かんないよ。
最後の決め手は、事業計画の内容じゃなくって社長の人柄だよ。
でした。(・・・すいません、診断士がこんなこと書いちゃいけませんね。)
なので、融資も非常に断りにくいそうです。
新事業の可能性を100%否定するのって、とっても難しいんですよ。
やはり事業面に関しては、私たちは所詮シロウトですからね。。。
事業可能性が少しでもある限り、リスクはあっても、極力前向きに支援するそうです。
(もちろん、あまりにヒドイ創業計画の場合はお断りするそうですけど)
これを、
「審査が甘い」ととられるか、
「中小企業支援機関として積極的に創業支援を行うのは当然」と思われるかは、
意見が分かれるかもしれませんね。
個人的には、
現在の開廃業率の逆転状態を考えれば、
もっと積極的に創業支援を行っていいと思うんですけどね。