車内販売における商品戦略
「商品戦略」というエラそうな言葉を使っていますが、
今日の内容は、はっきり言って「単なる個人的ワガママ」です。
・・・あまり、真面目に読まないでいただけるとありがたいです。
先日、釧路を午後6時半頃出発して札幌に向かう特急列車に乗りました。
「スーパーおおぞら」っていう、やたらと揺れる列車でした。
車内の8割くらいは、ネクタイ姿のビジネスマン。
皆さん、「疲れたなぁ〜」って顔をしてます。
途中、池田という駅を過ぎたあたりで、車内放送が入りました。
「これより十勝産の牛乳を使ったアイスクリームを持って、販売員が
皆様のお座席にお伺い致します。コクのある十勝産牛乳を使った・・・。」
「何か、違うなぁ〜。」って感じがしません?
仕事に疲れたビジネスマンが、果たしてアイスなんて食べるでしょうか?
「十勝産の牛乳使用」だからおいしいことはおいしいんでしょうけど。
でも、子供連れの多い休日や昼間だったらともかく、
平日の夜にビジネスマン相手にアイスを売っても、買ってくれるんでしょうか?
これぞまさしく、プロダクトアウトって感じがしました。
やっぱしね、この時間帯に売るんだったら、
生ビールと枝豆
だと思うんですよ(柿ピー、サキイカでも可)。
缶ビールじゃなくって、あくまで生ビール。
銘柄は北海道限定「サッポロクラシック」がいいでしょう。
野球場みたいに、売り子のお姉さんが背中にタンクをしょって
売りにくるようなイメージですね。
「これより札幌ビール工場直送の生ビールと、道内産枝豆を持って、
販売員が皆様のお座席にお伺い致しまぁ〜す。」
売れると思うんですけど・・・。だめかなぁ〜?
日本食堂さん、ぜひぜひよろしくご検討下さい。