平成10年から13年にかけて、金融機関の「貸し渋り」対策として、
中小企業金融安定化特別保証制度という中小企業施策が導入されたことがありました。
最近になって、会計検査院がこんな検査結果を出しました。
約29兆円の融資金額に対して、焦付が2兆3千億円。
うち3千億円がその後回収されたので、今のところのマイナスは2兆円。
その穴埋めに1兆数千億円の財政負担(税金)が発生しています。
1兆数千億の財政負担と引き換えに、
29兆円のキャッシュが中小企業に行き渡ったってことになります。
この政策の是非については、賛否両論多々ありますが、
それにしても、1兆円ってモノスゴイ金額ですよね。。。