理論研修
診断協会の理論研修に出てきました。
講師は中小企業投資育成(株)や中小企業再生支援協議会の方など。
なかなか興味深いお話を聞けました。
(途中、多少意識が遠のくことはありましたが・・・。)
特に、中小企業投資育成の方のお話は面白かったですね。
恥ずかしながら、今までは中小企業投資育成っていうのは、
「出資⇒株式売却⇒売却益」によって、キャピタルゲインを得ることを
目的としている会社だと思ってました。
・・・ちょっと違いました。
「配当期待先投資」といって、中長期に渡って株式を持ち続けることも出来るんですね・・・。
知りませんでした・・・。
それから、この中小企業投資育成(株)の出資は、事業承継対策にも使われるそうです。
内部留保が厚く、業績も良い会社のオーナー社長が亡くなった場合、
その持株を相続しようとすると、相続人に莫大な相続税がかかってくる可能性があります。
(一株あたりの純資産、利益が大きいので株価も高めに算出される。)
そこで、新株を発行して中小企業投資育成に引き受けてもらうことで、
一株あたりの価値を希釈化する⇒株価が下がる⇒相続税額も下がる
という風になるそうです。
色々、考えるもんですねぇ〜。