「経営革新計画」の承認取得企業への支援について
今日書くことは、僕の個人的経験に基づくものです。
一般的ではないことかも知れませんのでご了承ください。
今年に入ってから、
経営革新計画の承認取得企業からの
融資申込の審査を3件ばかり担当しました。
社長さんにお会いして、
経営革新計画の内容をヒアリングしたりしました。
その際、
「中小企業診断士は活用されましたか?」
と必ず聞いています。
返ってきた答えは、
「経営革新計画を作成する際にアドバイスしてもらいました。」
が2社。もう1社からは、
「えっ?何ですかそれ。」
という答えが返ってきました。
ちょっと、診断士の存在が薄いような気がしました。
NANAさんがブログで書かれているように、
「計画承認≠支援が受けられる」
なので、
承認をとった後にしっかりしたフォローがないと、
①支援を受けられない→承認書がタダの紙切れと化す
ことになってしまいます。
また、支援(主に融資)を受けられたとしても、
その後のフォローがなければ、
②支援を受ける→計画が予定通り進まない→借入金の返済が滞る
となる可能性もあります。
実際、過去に支援させていただいた企業のなかで、
計画がうまく行かず、返済不能となった企業も
何社か見たことがあります。
したがって、承認を取るときのアドバイス以上に、
承認を取ってからのフォローが非常に重要
じゃないかと思うんですね。
その辺、もう少し診断士の皆様の活躍を期待したいなぁ〜、
と思ったりしました。
(もちろん、承認取得後のフォローをされている診断士の方も
多くいらっしゃると思います。)
以上、長々とエラそうなことを書いてしまい、
申し訳ございませんm(_ _)m。
「そう思うんだったらお前がやれよ!!」
って言われそうな気がしますけど・・・。
時機をみて社内提案とかもしてみたいと思ってます。