診断士に対する評価


ぼくの職場では、診断士等が作った事業改善計画を参考に、
融資の可否を決定することがあります。


でも正直、診断士に対する評価って低いんですよね
要するに、


診断士がチョコチョコっと会社を指導したくらいで、
本当にその会社の売上・利益は上がるの?


って感じで、あまり診断士の実力を信じてないんです。
たとえ、その診断士の先生がどんなに実績のある方であっても、
あまり審査に影響はないんですね。。。



守秘義務があるので、個人名は一切出せませんが、
先日、僕が知っている診断士の先生の顧問先から融資の相談がありました。
この先生、大ベテランで、数々の企業を立ち直らせてきた実績のある方です。


計画内容は、現状大赤字が2年後には見事に黒字転換する、ってものでした。
僕が上司に、


「この先生はいままでに何社も業績を改善してるすごい方なんですよ。」


といっても、「ふーん。」って感じ。それどころか、


「こんな大赤字の会社、コンサルが入ったくらいで改善するもんかねぇ〜。」


って感じで、かなり否定的反応。。。さすが官僚制組織。
もっとも、融資担当者としては、ごく当然の反応なんですけどね。
それにコンサルティングが100%成功するってこなんてありえないですから。


診断士と金融機関が協力して会社の再建を行うような、
そんな支援策の一層の普及が望まれますね。