「ぶたぶた」にハマってます。

moetann2007-03-21



いつもは時間通りにやって来るベビーシッターが、


今日は時間になってもなかなか来ません。


「ピンポーン」


というチャイムの音で、玄関のドアを開けるとそこに立っていたのは、


黄色いリュックをしょった、桜色のぶたのヌイグルミでした・・・。



・・・これ、小説の世界の話。


最近、「ぶたぶた」(作者:矢崎在美)っていう小説にハマってます。


主人公は、「山崎ぶたぶた」という桜色のぶたのぬいぐるみ。


見た目はかわいいのに、声と中身は中年のおじさん。


連作短編で、毎回ぶたぶたが色々な役目で登場してきます。



ヌイグルミなのに、タクシードライバー


ヌイグルミなのに、名シェフ。


ヌイグルミなのに、刑事。



しかも、ちゃんと奥さんと子供までいるらしい・・・。



・・・最近、仕事と生活が殺伐としてきたので、ぶたぶたさんには本当に癒されてます。


短編なので、勉強の合間に読めますしね。


ちょうどいい気分転換です。




あと最近読んだ本は、


光原百合「十八の夏」、柴田よしき「ふたたびの虹」。



東野圭吾幻夜」文庫版も勢いで買ってしまったんですが、


コチラはしばらく積読になりそう。。。